2008年4月アーカイブ
まず、以下の写真を見ていただきたい。これは、1998年のFRANCE W-CUPに先立ち1997年にフランスで開催されたプリワールドカップの時の写真である。俺達(あえて達をつけたのはこのサッカー観戦旅行が新婚旅行だったからだ。)はイタリアVSブラジル戦 フランスVSイタリア戦 フランスVSイングランド戦の計3試合を観戦した。真中で幸せそうなアホ面をしているのが俺だ。背中ではなく腹の方にバッグを持ってきてるのがちょっとマヌケ。説明の必要はないとはおもうが、その両サイドでポーズを取っているのがかの悪名高きフーリガンだ。しかし、彼らはとても紳士だった。はじめに出会ったのはトイレの中だったが、順番を譲ってくれたし、写真撮影にも気軽に応じてくれた。なのに、彼らフーリガンはスタジアムの一箇所に集められ、しかも彼らの周りを防護ネットでぐるりと取り囲まれていた。まるで、檻の中で飼われている二十日ねずみみたいな感じだったのを覚えている。彼らはその檻の中でペットショップボーイのGO WESTをGO WESTという歌詞のところをENGLISHに替えた替え歌を歌っていた。(日本代表の応援歌にもなったがこちらが本家)
で、そのときにおれの心の中でひとつの疑問が浮かんだ。日本はどのようになるのだ?白地に赤丸ということは顔を真っ白に塗って真中だけ赤くするのか?何かめちゃくちゃカッコ悪くねーか?いいなあイングランドは白地に赤十字で...
今思うにこのときがおれのサッカー日本代表ペインティングサポーター人生のプロローグだったと思う。まープロローグにしては少々遅い気もするが、エピローグは早いだろう。
ハンズ1Fカウンターのネーちゃんの的確な指示でペインティンググッズの場所はすぐに分かった。ひとえにペインティンググッズといっても種類がたくさんあるようだ。良く見るとどれも結構高い。さらに、化粧などしたことがないのでどれくらいの量があればいいのか見当もつかない。ネーちゃんに聞くのもいいが、ちょっと恥ずかしい。そこで、適当に赤と白の丸いやつを2個づつ買った。さあ行くか!多分先発隊が早朝から千駄ヶ谷門にならんでいるはずだ。アルタ前で待ち合わせしてる中谷と合流して奴等の分と俺達の分の弁当も購入して準備万端、いざ国立へ!
千駄ヶ谷門に着くと先発隊の岩田と吉平(以降:きっぺー)は前から50番目位の所にいた。この当時から代表の試合は混んでいたが、2次予選ほどではなく、朝6時位に千駄ヶ谷門についた時は徹夜組も合わせて100人位しかいなかったそうだ。しかし、先動隊が千駄ヶ谷門につくと既に並んでいたきっぺーの仲間を発見し、運良く列に入れてもらったらしい。だから俺達もホーム側のバックスタンドのとても良い位置を確保することができた。よしよし。
この事はとても重要な要素である。いくらペインティングしててもスタンドの隅っこの方にいては全然目立たない。ゆえにメディアへの露出の可能性がとても少なくなってしまう。これでは、何の為のペインティングか解らなくなってしまう。
とりあえず俺達は前座のマカオ-ネパール戦を見ながらどういうペインティングにするか案を練っていた。しかし、俺達はまだまだペインティング初心者、考えることはただ一つ白地に赤の日の丸しかなかった。前座試合の前半終了時点で俺達は通路の方に下がりペインティングを始めた。以下の写真が俺達のメイキング風景である。
まずはきっぺーが実験台に | 白が塗れれば次は赤だ | 赤がもうちょっと強いほうがいいかな.. |
今度は俺の番だ。この国旗の ようにします。 |
とりあえず2人できたので記念撮影。 右にいるのは中谷。かれがこの後 とんでもないことになることをこの 時は誰も知らない。 |
お次は岩田の番。 ここまではみんなと同じだった のだが.... この後、この日一番の悲劇が彼を待っている! |
みんな和気あいあいとやってるのがよくお分かりになると思う。しかし、ここでとんでもないアクシデントが起こったのだ!
なんと、後半開始早々どしゃ降りの雨がスタジアムを襲った!言ってみればマカオーネパール戦などどうでも良い試合、雨に降られてまで見る試合ではない。ということで先ほどまでボケーっと試合をみてた奴等がどどーっと通路に流れ込んできたからさーたいへん。たちまち俺達はちょー注目の的になってしまった。しかし、ここで引き下がるわけにも行かず、人目を気にせずペインティング続行。そしておれときっぺーのペインティングが終了したところで、皆同じペインティングではつまらないという考えがふつふつと湧いてきて...
結局全員が終了した時点では、筆舌に尽くし難いかわいそうなペインティングを施された奴も出てきた。中にはキカイダーの死神博士見たいになってる奴までいた。(下の写真参照)先ほどまで痛いほど突き刺さっていた周りの視線もこのころには幾分和らいできた。周りの奴等の考えが興味本位から危ない奴等だ目を合わすなという考えに変わってきたからだ。
しかし、外人には受けが良かったらしくきっぺーは外人のネーちゃんにせがまれいっしょに写真を撮っていた。やはり俺達は日本のようなちっぽけな器には収まりきらないらしい。べつにおまえ等がどう思おうとかまわない。世界がおれを呼んでいる。そして後に俺達のフランスでの活躍が新聞の裏一面を飾る事は、この時はまだ誰も知る由もない。
そうまで自分を犠牲にした初ペインティングであったが、試合を放送していたNHK衛星に1秒位映った。第1回としてはまずまずの成果が上げられたので満足だった。ちなみに試合の方はオマーン相手に引き分けてサポーターはブーイングしてたっけ。
そして舞台は千駄ヶ谷、実はおれもこの時点ではチケットを持っていない身であった。しかし、スタジアムに行けばきっペーが俺の分のチケットを持ってるはずである。昨夜までは俺だけチケットがない状況だったが、今回も先動隊として前日から国立に乗り込んでいるきっぺーが、俺の分のチケットをだふれた(ダフ屋行為は違法なのでやめよう)とのTELが入ったのだ。しかも、だふってもらった相手は、な、な、なんと韓国人だというのだから驚きである。千駄ヶ谷の駅のホームに立った時、今日の試合がどれだけ重要なものかを再認識することとなる。なんと駅のホームにまでチケット売って下さいのダンボール紙を持った奴等があふれているのだ。そして改札のほうにでて2度びっくり!なんと、駅の構内に入れないダフ屋達と駅の構内でチケットを売ってもらおうって奴等の仁義亡き戦いが繰り返されていたのだ!ダフ屋が駅の構内ではだふれないというのはこのとき初めて知った。ここ千駄ヶ谷では試合が始まる前から戦闘モードに入っていた。
そんな奴等を尻目にスタジアムに足を進める。おれがスタジアムに着いたときはすでに千駄ヶ谷門は開門されており、きっぺーはスタジアムの中にはいっていた。仕方がないので近くの電話ボックスできっぺーと連絡をとり、千駄ヶ谷門のところで待ち合わせをすることにした。スタジアムの周りをてくてく歩いていると後ろから声をかける奴がいる。きっペーかと思いきやそれは見知らぬ奴だった。聞くところによるとチケットいりませんかということらしい。しかもただで!彼等が言うには、ダフ屋に売るくらいなら本当に日本を応援してくれる人に渡して応援してほしいということらしい。うっうっうっ。おれは今モーレツに感動している。ありがとう、君の気持ちを決して無駄にはしない。しかし、ただってのはあんまりだから千円あげるよ。
親切な少年のおかげで、幸運にも韓国戦のチケットをゲットしたおれは、まずきっペーと合流するために千駄ヶ谷門へ。千駄ヶ谷門で待っていたきっぺーは、なぜがスタジアムの中にいるおれに少しびっくりした様子だが事情を説明すると納得し、俺の分のチケットをだふろうということになった。しかし、韓国人の身にもかかわらず日本人にチケットを売ってくれたチェヨンス(仮名)、そして少年達の気持ちを無駄にしないためにも、利益は考えず購入した1万円で道行く人に売ってあげた。
よし、ペインティングだ。赤白青というペインティンググッズを前にしてはもう三色旗しかないだろう。という結論に達するのにそれほど時間はかからなかった。急いでトイレに行きペインティングをはじめた。前回のオマーン戦のときは俺達だけだったペインティング姿も今回は結構ちらほら。しかしペインティングでは俺達に一日の長がある。そのほとんどのやつらは前回俺達がやった日の丸ペイントだ。ぷっ。笑ってしまう。常に一歩先をいく俺達が選んだのは三色旗。やっぱまだだれもやってないし、こっちのほうがかっこいい(気がする。)ちょっと鼻高々で俺達はスタンドに向かった。しかし、俺達の気付かないところで、すでに事件は起きていた。
試合はというと、俺達は応援しまくった。テレビカメラを意識しつつ。そして山口が点を入れた時、スタジアムは興奮のるつぼとかした。俺は前にいた汚いオヤジと抱き合って喜んでいた。そして、『ロペスだ!ロペスー!』とロペスが点をいれたのと勘違いしていたのを覚えている。しかし、今考えるとあの汚いオヤジは誰だったのだろう。
まーそんなことはこの際どうでも良い。事件はもっと深刻だった俺達が喜べば喜ぶほど、はしゃげばはしゃぐほどその事件を知ってる奴にとっては面白かったろう。チクショー。何が事件か、事件とは何か、まだ解らない方、そうそこのあなた!下の写真をよーく見てほしい。何かおかしくないか?フランス国旗って...
CDGに降り立った俺達はかなり浮き足立っていた。もう、だれとでも騒ぎたい気分でいっぱいだった。しかし、ロビーについたとたん「あんまり浮かれ過ぎるとやばいぞー」と神様の啓示みたいな光景が俺達の目に飛び込んできた。一年前とは全然違う光景が。なんと、空港のそこら中にマシンガンをもった兵隊らしき人達がいっぱい!!さすがにワールドカップだぜ!って感じの厳戒態勢のCDG空港だった。マシンガンを持って巡回してる奴がエレベーターでおれの後ろについて下りてきた時はさすがに背中がむずむずしたもんだ。「走るなー、走ったら撃たれるぞ!」ってね。
1日目はパリ泊。空港からホテルまでの電車の中でアミーゴ発見!しかも、何とタイムリーなアルゼンチン人ではないか。聞く所によると日本戦のチケットは持ってないのでトゥールーズには行かないと言う。それではと、俺達はトゥールーズに応援しに行くんで、あんたの為にアルゼンチンも応援しとくよとウソの約束をして別れる。
そんなこんなでパリのホテルに着くとそこにはオランダのサポーターが目に付く。次の日のベルギー戦応援のためだろう。そんな中ジャマイカサポを見かけたが、俺達のユニフォームを見たとたん恐れをなしてどっかに消えていってしまった。日本強し!チェックインした俺達は本日の目的を果す為シャンデリゼへ急行。
シャンデリゼに着くと、周りはワールドカップ一色!何処で騒ごうかと、俺達の目は泳ぎっぱなしである。そして、シャンデリゼで一番目立ってる奴等発見!その数2,3百人。完全にオランダサポがシャンデリゼ通りを占拠していた。早速そいつらの集団の中に入っていく。奴等はでかいでかい。身長183cmの俺が入っていってもすべて目線は上になっている。(写真1、写真2参照)こいつらが暴れだしたらどうしようもないよほんとに。 2002ではスタの警備のボランティアを狙ってるおれとしては、こいつらの弱点を把握しとかねば...と思ってると周りの奴等が思いもよらぬ行動に出た。なんと俺達に向かって手を合わせ出したのだ。さらに、そばで仲間に入りたそうに様子を見ていたにいたドンタコスで有名なメキシカン達やアルゼンチン人と一緒になってやりだしている。奴等に言わせれば「俺達はジャポン→ジャポンは東洋の神秘の国&仏教の国→ゆえに拝むべし。」(ジャポン第一の法則)と、こういう事らしい。すかさず、俺達は釈迦如来の格好をしたのは言うまでもない。こうして、意気投合記念撮影とあいなりました。
いかんいかん。今日はこんな事をしに来たわけではない。今日の目的はLIDOに行くことだった。しかし、俺達は重要な失敗を犯していた。LIDOは社交の場であって紳士淑女の集う所(しかし、そこはパリ。ショウに出てくるねーちゃんはみんなトップレス。)だった。俺達の格好は上記写真のような格好である。ちなみに下はスニーカーやサンダルである。どう見ても駄目だろうと思ったが、一応黒服のニーちゃんに聞いてみた。「ボンソワール。」発したフランス語はたった一言。あとは身振り手振りで「おれたちゃココに入りたいんだけどOKかい?」と言ったつもり。そうするとそのニーちゃんは「今は駄目だけど次回のショウがある午後9:30にまたここに来い。」と言ってるみたい。まじかよ、やったぜ! 俺達は9:30までオランダサポやちょうど南アフリカに勝って騒ぎに繰り出し始めたフランスサポ達(こちらはいかにもフランスっぽい奴等)といっしょに路上で騒ぎながら暇をつぶし、時間になるといそいそとまたその場所にいそいだ。するとすんなり第一関門突破。奥に入っていくと、金払う場所の前に行列ができているので、その列の最後尾へ。そして俺達が金払う番になって黒服のボスみたいなやるが、その服はちょっと...って顔してる。そいつは俺達のユニフォームを指して、「うちはフォーマルウェアじゃないと入れない。スポーツウェアで入った奴はいない。明日また来てくれ。」とこう言ってるみたいだ。ちょっと待ったー。そりゃないぜセニョール!じゃないムッシュー!俺達は今日しかパリにいないのさ。今日をのがすとまた来年まで待たなくちゃ行けない。俺達は必死になって「ONLY
TONIGHT!(今日しかねーんだよおっさん!)JAPANESE FORMAL
WEAR!(日本人は、公式の場ではいつもこの蒼いユニフォームにふんどしだ。日本の国会中継とか見てみろ。)」と繰り返してると、ボスが「JAPAN」という言葉に反応した。ショーがねーJAPANならOKにしてやるかみたいな感じで奇跡は起こったのだ。おー、ここにも黄金の国ジパング伝説が生きていたかー。俺達はユニフォームでLIDOに入った最初のお客となったのだ。そしてある1つのことが解った。ここフランスではお店屋等、観光客相手の人は黄金の国ジパング伝説が通用する。そういう所では積極的に「俺達はジャポン→金持ってる→あほだからいくらでも金落とす」(ジャポン第二の法則)というフランス人の意識を逆手にとってどんどん活用しよう!ようするにジャポンというネームバリューを水戸黄門の印篭の様に使おうということですな。しかし、これは観光客相手の職業の人に限ったこことなので、一般人はそうではないので気を許さないように。で、苦労して入った甲斐あってとてもグッドなショウでした。
そしてこれがLIDOにユニフォームで初めて入った人達の画像である。(
ユニフォームにシャンパンがフランスワールドカップの雰囲気をかもし出してるぜー。)
今回はここまで、続きは「ROAD in FRANCE 飛翔編」で
トゥールーズの空港のロビーに着くと、神様のような日本人が話し掛けてきた。なんでもボランティアでトゥールーズに来た人達に案内をしているらしい。早速その人にホテルの取り方を聞くと、ホテルリストがインフォメーションカウンターにあるのでそれをもらって電話を掛けまくるのが一番手っ取り早いらしい。俺達は手分けして電話を掛けまくった。唯一知っているフランス語の文章「きゅいじゅぱるであんぐれ?(英語話せますか?)」答えは「のん!」と「おふこーす!」が半々ぐらいだった。しかし空いてない。もうかれこれ40件近くは掛けた。このホテルリストに載ってるホテルで残りは4,5軒目となった時、やっと予約OKのホテルを発見!しかし、ここで重要なことが発覚、フランス語をしゃべれないのはご存知だと思うが、英語もいまいちだったのだ!で、すごすごきっぺーに交代して万事OK!良かったー、これで明日は余裕を持って行動できる。....この努力があとで報われることになる。(実際に予約できたホテルはトゥールーズから車で20分くらいの隣町だったみたいだが)
空港からタクシーでホテル(といってもモーテル)に着いた俺達の目に入ったのは奴等だった。アルゼンティーナ!中にジャンクロードバンダム。そして中には日本人のツアー客10名位。そしてとても肩身の狭そうな添乗員1名(ここにいるツアー客は皆チケット持ってないらしい。そのプラチナチケットは以下参照)
CDGの空港内のバーで知り合ったスコットランドサポーター 民族衣装のスカートの下はもちろんノーパン○ゃぶ○ゃ○ |
トゥールーズのホテルで隣同士の部屋になったアルゼンチンサポーター 上段左から2番目がジャンクロードバンダム |
これが世間を騒がしつづけたプラチナチケット! あまりのまぶしさに画像を少し小さくしないと直視出来ない。 |
ちゅん、ちゅん、ちゅん(フランスのすずめは目の上に黄色のアイシャドーが入っている。これ本当、パリで確認済み)時間は朝の5時、いよいよ決戦の朝が来た。時差ぼけの朝はとても早いのだ。いよいよ俺達のペインティングが世界の舞台で試される時が来た。
いわばジャパンペインティングサポーターインターナショナルだ!今の今迄、おれの頭の中でもやもやってしてたイメージが固まった。そしてメイク完成!そして行き先はスタジアムではなく、キャピタル広場。なぜキャピタル広場かというと多分みんなスタジアムに行く前に一旦どこかに集まるだろう。そして人々が集まる場所には取材クルーとかも集まったりなんかしちゃったりしてという考えのもと、集まるとしたらキャピタル広場しかない。と、こう考えたのだ。....この考えが決めてとなり、後のサクセスストーリーを生んでいく。
ついにペインティング完成! 日の丸ペインティング クリックするとおれコレクション |
こちらは川瀬。W-CUPペインティング クリックすると川瀬コレクション |
最後はきっぺー炎のペインティング クリックするときっぺーコレクション |
わぉー!予想的中しまくり!カメラがあちらこちらに!さっそくジローラモ発見!フジの西山きくちゃんも発見!サッカーTVらしい。(このテレビクルーは愛想がちょー悪かった↑)そこら中に有名人多数!その中で一番目立ってる奴は俺達!おれ大満足!!そこらへんをうろうろしてるだけで取材クルーが寄ってくる。さーミーはーな俺達を見てくれ、キャピタル広場と有名人と俺達どちらもクリック!クリック!
一通りの自慢も終わったので場所を移そう。今度はスタジアムで目立とう!トゥールーズのスタジアムは川の中州にある。この中州に渡る為にはチケットが必要らしい。早速渡し舟に乗って中州に到着。みんなの集まってそうな所を探す。すると間もなく、あったありました。みんなうじゃうじゃいます。ここには地元テレビ局しかいないみたいだ。でも騒ごうともに歌おう! そしてついに。日本代表がW-CUPの舞台に立つ歴史的瞬間の数時間前に、俺達の歴史的瞬間は来た!!!これは報知新聞の裏一面の画像だが、一面を飾っていた中田よりもでかく載っていた!この日を、俺達が中田を超えた、中田超記念日と名付けよう。(帰国後の調査の結果、俺達の快進撃は報知新聞にとどまらず、スポニチやW-CUPサポーターが掲載されている雑誌4,5紙には載っていた気がする。もちろんのことテレビにも出まくってたらしい。キャピタル広場でアルゼンチンの雑誌社からインタビュー&写真を取られ、出来あがった雑誌を送ってくれるはずだったが未だに届かず。)あ、そうそう、きっぺーは会場入りのボディチェックで、アホなことに、奥さんのプレゼントで、今回の旅で絶えず携帯していたナイフを持ち込もうとして捕まった。そして、ナイフを取り上げられた挙句、かばんをひっくり返されくまなくチェックされたマヌケな一幕も有ったことを付け加えておこう。トゥールーズ写真集 その後、俺達はカンヌで一時のバカンスを楽しんだ後、子供が産まれそうなのでクロアチア戦のチケットを川瀬&きっぺーに託し一人帰国の途に就いた。川瀬ときっぺーはその後も順調な活躍を続け、とうとう世界で一番有名であろうサイトwww.france98.comに掲載されたのだ!(ページの中の"Kenji"がきっぺーです。)これが載った事でとりあえず世界のペインティングサポーターのリーダーになれた事にする。 既に報知新聞が回覧されていた職場に帰った俺達がヒーローになっていたことはいうまでもなかろう。(俺達が職場に戻ってきたときは、まるでフランスに凱旋帰国した皇帝ナポレオンのようでした。:友人談) 以上、楽しんで頂けただろうか。最後まで読んでくれたお礼にカンヌのビーチ(ク)の写真をサービスしよう。(カンヌは、というか南仏はトップレスが基本です。見えにくいですが、左端に写ってるのがきっぺーの肩です。)
おれの感想
(1)リバウドはうますぎる。
(2)日本のミスが目立った。中田のおかげで何とか試合になっていたような気がする。
(3)下田のゴールキック失敗はまるで前川の生き写し?昨日の試合を見る限りでは川口に比べて一瞬出て行くタイミングが遅い気がする。でもなぜ下田だったのだ?これも、サンフレッチェのキーパーコーチが日本代表入りした恩恵なのだろうか?私的にはサンフレファンなのでうれしかったのだが...
(4)ゴンが下がって右サイドから左サイドに振った時は、左サイドまで届かずトホホって感じ。これは試合全体で気付いたことだが、日本はサイドチェンジする時1本では届かずたびたび名波を経由してしまいそこでブラジルにボールを奪われる。
(5)ブラジルもゴール前でもたもたしてたが、本番は(南米選手権)ここにロナウドが入るだろうし。でもまー、このままだと南米選手権で予選を突破してブラジルと当たることなんかないですな。悲しいですが。
(6)伊東が試合中たびたびフリーになってる時がありましたが、それにあまり気付かず左でばかり展開してた。たまに気付いて右に展開してるが、一瞬遅いのでブラジルにパスカットされる。
(7)試合中でも試合後でも日本に対するブーイングが目立った。ブラジルがディフェンダーラインでボールをまわしている時にブーイングせず日本の応援歌を歌っていた。
(8)韓国-ブラジルは見てないから分かりませんが、良い意味でも悪い意味でもなく、このブラジルに勝った韓国は現時点で間違いなく日本より上でしょう。
(9)でもまー最強ではなくてもブラジルが見れて良かった。それと、ブラジルのサポーターが思ったより少なかった。
で、下の写真が今回唯一の写真。さよなら炎のユニフォームにちなんで聖火台をバックにとりました。この写真を撮った直後に、警備員に引きずり降ろされたのでした。はい、おしまい。
次回はキリンカップの予定です。今度はちゃんとペインティング予定。(この試合の前に金色のペインティンググッズをゲット!次回使用予定)
なお、次回一緒にペインティングして応援する人も同時募集!参加希望はメールで!
俺達が座っていた場所からピッチを撮影。ここまで上にくるとピッチの状況が一目瞭然。 | 俺達の座っていたすぐ上には炎の象徴聖火台が!うーん炎が良く似合うぜ! |
彼の言っている事を要約するとこうだ。
彼の住んでいる岡山県では代表の試合の情報が殆ど無く、ぴあとかも遅れているらしい。だからいつも、代表の試合はテレビの番組表で知る程度らしい。
しかし、今回のベルギー戦は数日前に知り、早速ぴあにでんわをかけたが、既に完売しているチケットがある訳も無く、仕方ないからチケット無しで東京まできたらしい。そんな彼が国立の場所を知る由もなく、どうしようか不安になっていた所、電車でチケットをみんなに分配していた俺達を見て、勇気を出して声をかけてきたという次第です。
かれの素人ぶりは宇多田ヒカルとTLCのコンサートがどこであるかも知らずに爽健美茶のバーコードを集めているところでも窺い知れる。
彼曰く、「えー?6/6にも代表の試合あるんですかー?」だ。おまえそれで良く岡山からここまで来たなー?
こんな奴を東京の荒波に放つとダフ屋で10倍のチケットを買わされるのが落ちだ。サンフレッチェファンというのが気に入ったので、こいつの身柄を国立まで送り届けてあげることにした。さすがにチケットは余ってなかったので「チケット買うよー、無い人は売るよー」という仲介業者の方(え?ダフ屋って言うの?)から安く買い取った。
国立に入ったのは16:00を回ったころだろうか?思ったより観客が少なく余裕で前の方に座れた。
前方には「能活ちょーすごーい。」とか「中田がこっちみたー、きゃーきゃー」と騒いでるコギャル達、そしておれはおやじ。絶好のロケーションは確保できた。あとは塗るのみである。
塗る前に、日本女子の試合でも見ておくかと、試合を見ていたらトラップが皆大きい大きい大きすぎ。でも、日本女子も韓国女子もみな同じような奴等ばっかでだれがだれだかわかんねーなー。と思った矢先。
!!!!!ひときは目立ってる奴がいた!!!!!
背番号「9」、電光掲示板を見るとUCHIYAMAと書いてある。さんま大先生の内山君と体型がそっくりだ。
やはり、クサビ役はガタイが良くないと務まらないのだ。その点やはりプロレスラーの体格の高木琢也はえらい!
どうも日本女子の試合は応援というより観戦という感じで見てしまっていまいち応援にも覇気が無い。まー、いっか。
で、そろそろペインティングでも始めるかということになった。
ここで、今回のペインティングサポーター達のご紹介
おれ(以降:おれ)、きっぺー(以降:きっぺー)、岡山から上京してきた人(以降:田舎者1号)、1人目のネーちゃん(以降:ネーちゃん1号)、2人目のネーちゃん(ネーちゃん2号)
駅で電車を待つおれ | おれペインティング前 | きっぺーペインティング前 |
ねーちゃん1号ペインティング前 | 田舎者1号ペインティング前 | ネーちゃん2号ペインティング前 |
俺達がペインティングを始めると一瞬こちらを見て、おーっと見ちゃいけない見ちゃいけないって感じで視線を急にそらす人が増えてくる。ここで周りに向かって「おまえら後で塗って下さいって言っても絶対塗ってやるもんか。」って言っても、そんな奴いるもんかってすぐにツッコミ返されるのでやめた。
今日のおれのテーマは「日の丸ウルトラマン!」、きっぺーのテーマは「新代表ユニ」、ネーちゃん1号と田舎者1号は「ペインティング入門編」をやってもらおう。ちなみにネーちゃん2号はやる気なし。
丁度良い機会なので、今回はペインティングのやり方をやさしく説明風にしてみました。
やさしいペインティング講座入門編 | ||
基本は頬に代表カラー青&日の丸カラー赤と白をササッと入れたり。 | 頬に日の丸、額にはカタカナの「ト」に丸ってのもありがちです。 | 炎ユニの後ろにプリントされている「JAPAN」をまねするのもいいですね |
炎のペインティング講座日の丸ウルトラマン編 | ||
初めに目の周りを丸く赤で塗りましょう。 | 赤く塗ったらその周りを四角く白色で | その外側を青く塗ったら出来上がり 写真を撮ろうとするとみんなよってきます。 |
炎のペインティング講座日の丸新代表ユニ編 | ||
初めに白でデビルマンの様に線を入れます。 | 次に白の線の下を赤で縁取ります。 | その他の所を青く塗ったら出来上がり ほら何となく誇らしげ。 |
サッカー日本代表ペインティングサポーターの面々 | ||
最後にみんなで...アライグマとデビルマンじゃ有りません | ||
今日はシドニーオリンピックアジア1次予選の日本ラウンド第一戦、VSネパール戦である。いつもの代表戦なら気持ちが引き締まっているが、今日はいつもとどこか違う感じである。まったく緊張感がないのである。いつもならはらはらドキドキの試合が展開される代表のしあいであるが、今日は日本の圧勝で終わるのことがすでに決まっていた。これくらいの予想ならノストラダムスじゃなくても予想はできる。
その緊張感の無さが原因かどうかはわからないが、スタジアム入りの時間もいつもに比べればかなり遅くなってしまった。きっぺー達と合流したときにはすでに時計の張りは18:30を回っていた。しかも、すでにピッチでは選手のアップが始まっているではないか!それどころか俺達の後ろでは見知らぬねーちゃんが「ヤナギー!ギャー!見て!見て!今ヤナギがこっち向いた!ね?ね?叫んで良い?良い?キャーキャー!ヤナーギサーワ!ギャー!」とすでに壊れてしまっている。これも世紀末たる所以であろう。
そんな奴にかまってる暇はない、おれは持ってきた牛丼をかき込んだ。しまった、飲み物買って来るの忘れた。それもどうでも良い。牛丼早食い世界記録タイ(牛丼並みの部)の3分18秒で平らげた。(うそだからだれもギネスブックを開かないように、時間の無駄!)
おれは焦っていた、まだどんなペインティングにするか決まってないのだ。しかし迷ってる暇すらなかったおれは、前回たぬきに見えたやつを、ちょっと変更してみることぐらいしか思いつかなかった。で、光の速さで手抜きペインティングの完成!
それではここで、今回のペインティングサポーター達のご紹介
おれ(以降:おれ)、きっぺー(以降:きっぺー)、Fマリノスファンのねーちゃん達。
試合は予想通りの大爆勝!試合が終わって選手がこちらに挨拶しにきた。みんないっせいに日本コール!そして後ろの壊れたねーちゃんは「ヤナギー!ギャー!見て!見て!今ヤナギがこっち向いた!ね?ね?叫んで良い?良い?キャーキャー!ヤナーギサーワ!ギャー!」ってまだ壊れていた。ねーちゃん、ヤナギはヒーローインタビューに行ってしまったよ。よーし次も大爆笑だ!
恒例の記念撮影!今回はFマリノスサポーターと。 次回はあなたの町に!なんちゃって。 | ||
私のペインティング史上これほどまでに万人に受け入れられたペインティングがあったろうか?ペインティングをするに当たっていままで参考にしてきたのは、サッカー日本代表を応援するという観点から他の国またはサッカーチームのサポーターにかぎられていた。しかし、手本となる人物はサッカー界の外にいたのだ!とうとう1次予選最後の試合にして日本でもっとも有名なペインティングをする事になった。しかも、今回はスタジアムに入る前からペインティングをするという暴挙にでている!こんな事はフランス以来2度目だ。
スタジアムに入ると中は1次予選最後の試合を楽しもうという雰囲気でいっぱいである。中には学生であろうか?馬面やシマウマ面を被っている集団がいたが、今日のおれの敵ではなかった。大人気である。そこら中で「バカ殿ー!」とか「殿ー!」とかいう声がしている。おれはその度に「ダイーン!」とか「変なおじさん」とかをやるとみんな受けまくりで、殿は御満悦! 本日もペインティング初心者の方に来て頂きました。本日のメンバーは毎度おなじみおれ(以降:おれ)、きっぺー(以降:きっぺー)、ペインティングをやりたいと集まってきたねーちゃん達。
ペインティング前にポーズの練習 そのヅラからいくと... |
こちらもペインティング前にポーズの練習 その水中眼鏡は? |
なんか魚の様に見えるけど、これは立派な炎なんですよお客さん! |
カメラを前にポーズを取るきっぺーと本日の犠牲者ねーちゃんA。 よーく見ると、きっぺーの右目のの白目まで、青くなっている。 彼曰く、ペインティング塗料が目に入っても、水性ならすぐに洗えば大丈夫。 |
そーです、私がペインティングサポーターです。 | ダイーンの手に隠れているのが本日2人目の犠牲者ねーちゃんB |
そして彼は今のペインティングには納得せず、顔を洗って本日2回目のペインティングを始めた | そしてねーちゃんAもペインティング開始、そして背後には恐ろしい生き物が... | ねーちゃんA完成!炎を描いたつもりが枯れ葉のたき火みたいになってしまいました。 |
そして最後はねーちゃんB まずお約束の日の丸を右の頬に |
「右の頬にペインティングされたら左の頬を差し出しなさい」のペインティング精神に則り、右の頬にはヤタガラス! | そしてきっぺーも本日2度目のペインティング完成。 本人曰くヤタガラスらしいが、ファービー人形にそっくりだ。 |
そしてこれが妖怪ファービーの拡大図 |
最後は恒例の集合写真 次回はいつになるのだろう。 | ||
今回のペインティングサポーター達のご紹介
今回はとてもたくさんの御一行様となった。おれ(以降:おれ)、きっぺー(以降:きっぺー)、1人目のにーちゃん(以降:1号)、、2人目のにーちゃん(以降:2号)、3人目のにーちゃん(以降:3号)、4人目のにーちゃん(以降:4号)、1人目のネーちゃん(以降:ネーちゃん1号)、2人目のネーちゃん(ネーちゃん2号)
今日も一日張り切っていってみよう! | |||
ペイサポ補助としてきてくれたネーちゃん1号
うっかり代表ユニを忘れてしまい、ヤタガラスのTシャツを購入。 今度からヤタガラスを全面に押し出すみたいだ 。第2のキティーちゃんになる日は近い!? |
毎度お馴染みメーキング風景。いつもと変わらぬ俺達 | おれの方は完成!
コミカルヤタガラスにするつもりが黒を忘れてしまい、くちばしの縁取りを泣く泣く赤に変更を余儀なくされた。(ちょっと最近たるんでる。) で、結局何なのか訳の分からないペインティングになってしまった。 まー、強いて言うならオバQの出来損ないって感じ? | |
全体と色を変えただけじゃん!というツッコミを甘んじて受けよう。
そーです。その通りです。ちょっとくちばしの形を変えたのですが、わけわかんないです。 |
そしてきっぺーの方も徐々に出来上がって来た所でハイポーズ! |
きっぺーも完成。きっぺーは縦に「シドニー」の文字
うん、目新しくてよろしい。新しいシリーズの始まりか... | |
これは俊輔の歌を作ってきたからみんなで歌おうと張り切ってはいたが、試合中俊輔の歌が歌われる事はなかった...
♪しゅんすけなかむらー!しゅんすーけーなかむらーー!せかいーをーつかめ、うーるとられふてぃー!すんすけなかむらー! |
そうこうしているうちに試合は進み |
その脇でペイサポ補助1号、ちょっと分かり難いが「JAPAN」のスタンプ(ペイサポ備品) | |
そして頬には俊輔の背番号の「10」と、軽くペインティングサポーターに浸っていた。 | その脇でペイサポ補助2号は頬に「JAPAN」のスタンプ(ペイサポ備品) | そして拡大してみる。 |
そしてタイへ | |||
この人はタイ人じゃありません。 |
タイの陽気なおっさんとパチリ! | トムヤンクン! |
そして恒例の記念撮影 前に並んでる奴等だれ? |
!!!緊急告知!!! |
いやーー、今日はとてもペインティングサポーターが多かった!いたるところでペインティングしてる奴や、馬面を被ってる奴や、中には青レンジャーの面を被ってる奴までいた。そこで、おれはふとおれ達の目的は達成したなと思った。ペインティングサポーターを広めるという俺達の仕事は完結した。普通なら、ひとつのことを成し遂げたという達成感に酔い拉がれる所だが、何だろう?この心の奥底からふつふつと沸き出でる悔しさは? そして、試合前スタンドのオーロラビジョンに映し出されるペインティングサポーターをボーッと見つめているうちに、その悔しさの原因が分かり、おれに更なるエネルギーを与えてくれた! お前らおれより目立っちゃいかん! おれより目立つ事は許さーーーん! ペインティングサポーターの王座は誰にも渡さん! 今まで常にペインティングサポーターを引っ張ってきた俺達にしか分からない悔しさだろう。 しかも、その悔しさを倍増する今日のペインティングの不甲斐なさ。何で黒が無いんだよー、くちばしの輪郭赤だと何がなんだか別けわかんないじゃん! 今更そんなことを言ってもしょうがない、今回は負けだ。素直に負けを認めよう。お前らの勝ちだ。 確かに毎回毎回俺達以外にペインティングをしてくる奴と言えば、国際Aマッチの外国サポ達ぐらいだろう。そしてそれをいい事に、最近では次ぎはどんなペインティングをしようとか考える事もなくただだらだらと同じようなペインティングをしてきたかもしれない。 しかし、やはり浸透していたのだ、地道なペインティング活動がボディブローのように効いていたのだ。やっぱりおれの信じた事に間違いはなかった。それは、嬉しくもあり、また新たな挑戦の始まりでもあった。 これからは ペインティングサポーター第2章 「群雄割拠の時代 -まだお前らにバトンを渡すつもりはない。-」 の始まりなーのだ。反対の反対は賛成なーーのだ!これでいーーのだ。 次のカザフ戦はとりあえず問答無用の、みんなに好かれる伝説にまでなったペインティングの復活なーーのだ!! |
前回のタイ戦の時、失意のどん底にいたおれがウソの様に、今日は「バカ殿ー!」とか「殿ー!」とか、かけてくれるみんなの声が心地よい。みんなおれの事を覚えていてくれたのか!ありがとう!ではそろそろ参ろうではないか。
もし今回失敗すれば即ペインティングサポーター活動終了を意味するので、この試合にかける意気込みが違う。 | |
普段はスタジアム入りしてからスタンドでペインティングを行うのだが、今回は違う。 今回は衣装もあるので、スタジアム近くのフットサルコートの更衣室で入念にペインティング&着替えを行った。普段はペインティングするといった感じだが、今日はペインティングサポーターに変身するといった感じだ。 で、その格好のままスタジアムに乗り込んでいった! |
おれのとなりで顔がフラッシュで見えなくなっているのはいつも相棒のきっぺーです。 胸の星型は強さの印、きっぺーの衣装はゴレンジャー(青)なのだ! しかし、全身青タイツにペインティングはかなり目立つな。みんなもこれに負けないようなペインティングをしてこよう!頑張れみんな!負けるなペイサポ! |
そして今回のペインティングも完成! ちびっこから大人まで万人に愛されるバカ殿だ!文句を言ってきた奴には「な、な、なんだつぃみは!」といい返すつもりだ。 |
きっぺーも完成! 普通ならゴレンジャーのマスクを被る所だがそれではペインティングする所がなくなるので敢えてマスクは頭部だけにとどめておいた。 このこだわりがペイサポであって、コスプレ野郎と呼ばれない所以である。 |
2人そろった所でいつもの記念撮影。 スタジアムに全身青タイツ姿で顔をペインティングしている2人組は異様に目立つ。っていうか、通路を通る時はほぼ全員が俺達の方を見る。見ないのは「あの人達を見ちゃいけません!」とか「指を差すんじゃありません!」と叱られた子供くらいだろう。 いたるところで「バカ殿ー!」といったたぐいの言葉がかけられる。気分の良いものだ。 しかし中には居るもので、おれがせっかく「アイ~ン!」とサービスしてやっても無視するガキの集団もいた。むきになって「アイ~ン!アイ~ン!」と連発しても全然無視!まさに芸人殺しのガキ達だ。早急にその場を立ち去ったのは言うまでもない。次ぎこそは笑わせてやる。 | |
そして「Road to Sydney」の看板の所までいって記念撮影 |
見よ!この晴れ晴れとした姿を!ゴレンジャーが指差している先は、シドニーの表彰台の一番高ところだ!日本U23代表がそこに立つ時は俺達もそこに立たせてくれ! |
そしていよいよ本日最大のイベントである「炎祭り」の始まりだ! 国立の炎をバックに記念撮影だ! | |
まずはゴレンジャーとバカ殿のツーショットからめちゃくちゃ決ってる! |
そして、次はこの炎祭りに戦場カメラマンとして帯同してくれたペイサポ補助3号のおネーちゃんとのツーショット!! |
そして今度は3人で。炎祭りの注意事項、照れたら照れるほど恥ずかしい。 |
そして、とうとう実際に国立の炎を操っているにーちゃんとの3ショットに成功。俺達は炎匠の山田さんと呼ぶことにした。もし本当の名前を知っている人は1高木ファンまでメール下さい。バカ殿の胸にぶら下がっているのが炎匠の称号の通称「炎パス」である。中田の「キラーパス」と対になっている。ってそんなわけはない。 |
最後は恒例の記念撮影で幕を閉じる。 | |
今日来た面々。今後は主にこのメンツで活動を続けていこうと思っているのでみんなよろしく! 左からきっぺー、ペイサポ補助1号、2号、3号、そして1高木ファン |
みんなこの頃は俊輔のインタビューに号泣であった。 ♪しゅんすけなかむらー!しゅんすーけーなかむらーー!せかいーをーつかめ、うーるとられふてぃー!すんすけなかむらー! |
1高木ファンの総評 |
「やっちゃった!」今日のペイサポを一言で言い表すとこんな感じだろう。何とかペインティングサポーター第2章を開始できたと思う。スタジアムで目立つにはどうすれば良いかという事だけに焦点を絞ってきた今回、敗北は即ペイサポ終了を意味するという極度のプレッシャーの中で良くあそこまで目立てたと自画自賛だ。 中でも一番感動したのは、日本が勝利に終わり「NIPPON!NIPPON!」の大合唱の後、ななななななんと!「バカとの!バカとの!」の大合唱がスタジアムで起こったのだ!泣けた。。くぅ~、バカ殿の男泣きである。ありがとうみんな! 次回は未定だけどまた来ます! |
やっぱマンUでしょう。やんやかんや言ったってベッカムだって!今日はマンUサポを満喫しよう!そう思いながらスタジアムへ!われわれの入口は31番ゲート。中に入ろうと階段を上っていくと周りにはやけにパルメイラスのサポがいっぱい。
これは面白そうと更に階段を上っていたその時、おれを見つけた警備員が慌ててこちらに飛んできて、「だめだめだめだめ!そんな格好でここに来るととんでもない事になっちゃうので今すぐそのユニを脱いで下さい!やばいです。」なななんだ、つぃみは!いきなりユニフォームを脱げとは。と、思ったのもつかの間、中に入ってみると納得。
あたりは、ブラジル人のコアなサポーターの方ばかりです。よかったー、ペインティングとかしてたら死んでたな、うん、間違いない。
その思った時から、パルメイラスサポになっていたのは言うまでもない。(この時は、まだ心はマンUの方にあった。さー、みんなで歌おう!
「アーレ、アーレー!ボールボーイ!」(後で知った事ですが、「ボールボーイ」ではなく「ボールゴー」だったそうです。
コリンチャスサポが馬鹿にしてスタジアムに放った緑色に塗られたのブタ(ボルゴー)を、パルメイラスサポ達が気に入ってチームのマスコットになったそうです。
そして試合は序盤マンUペースで進んでいきます。しかし、ベッカムのFKとかの写真を撮ろうにも撮れる状況ではありません。
仕方なく、パルメイラスを応援していくうちに、パルメイラスが徐々に主導権を握っていく。とくに、パルメイラスの左サイド(マンUのベッカムのサイド)は完全にパルメイラスのジュニオールのものとなる。
この頃から、パルメイラスのサッカーの方が面白いじゃん、という気持ちになり、もう心も体もパルメイラスサポになった。ただ、荷物の中にはマンUのユニがまだ残っているが。
ここでマンUのユニを焼いたら盛り上がるだろうなーと思ったけどもったいないのでそんなことは出来ない。なんたってマンUのユニは我がフットサルチームのユニなのだから。やっぱ、2NDユニはパルメイラスに決まりだな。そう思うと、なんだかパルメイラスのユニが格好良く思えてきた。
そんな矢先、一瞬ギグスのマークの受け渡しに失敗し、フリーにしてしまった時にやられる。点が入った瞬間「ボコッ!ボコッ!」とスタジアムの硬いコンクリートを靴で蹴るおとがこだまする。
しかし、それもつかの間またあの声が、、、「アーレ、アーレー!ボールボーイ!」、、、点を入れられた後にすぐに応援する所なんか結構日本サポに似てる。ブラジルなのにサンバのリズムではない太鼓と言い、何か親近感も持ててきた。パルメイラス最高!パルメイラスサポも最高!
と、思ったその時!おれの席最高!っとなった。なんと、後ろには川口がいるじゃん!さっきからマンUよりと思われる審判にブーイングを浴びせていたのは川口だった!
そうと分かれば早速サインもらっとかなくっちゃ!いやー、この席で良かった!「アーレ、アーレー!ボールボーイ!」あと、本当は何て言ってるのかわかんないけど「審判ブータ!」と言ってるように聞こえるブーイング?もあった。(何ていってるのか知ってる人は教えて)
後半からはパルメイラスの猛攻、同点になりさえすれば勝利はパルメイラスのものと言った状況で、どうしても最後のつめの所で止められてしまう。マンUの最後の砦スタムでかすぎ!
そうこうしているうちにタイムアップ。何か騒ぎが起きやしないかと緊張しながらそそくさと席を立つ。こうしていまいち盛り上がり切らない中、記念すべき「第20回TOYOTA CUP」は終了しました。
さすが人気カード、マニアの中では有名な宇宙人までもがチケットを探していた。 | 試合がせまるにつれ続続と選手が訪れた。超見え難いがバスから下りてきたのはアスプリージャ | そしてTOYOTAの社長さん、写真は撮り損ねたがプラティニやジョージベストが来たのには驚いた。 |
俺達が座った席の周りはパルメイラスサポだらけ | ちょっと緊張の張り詰めた異様な雰囲気だった。 | こっちもあっちもパルメイラスサポ |
いかにもブラジルらしいサポもいた。何か親近感が沸く | やっと通路で見つけたペイサポ | そして試合が始まり... |
ヨシカツを発見した。めでたしめでたし。 | やっぱマンUは役者が違うぜ! |
今日のニュージーランド戦の焦点は主税がどれだけ活躍するかってとこでしょう。「チ・カ・ラ!チ・カ・ラ!チ・カ・ラ!」 | |
今日もおれはもはやペインティングサポーターの代名詞となった「バカ殿」で行こう。(そろそろバカ殿から卒業せねば...) |
彼が新入りの睦月くん。おなかにある白いものは...? |
いよいよペインティング開始。今日は手鏡を忘れてきたためトイレでペインティングとなりました。 |
新入りクンも少し遅れてペインティング開始。 |
新入りクンもかなり乗り気!おいおい、その絵づらはもしかして... |
見よ!この真剣な顔を。隣のおれは既にほぼ完成。 |
そして、バカ殿づらナシの図! |
そして遂に完成、その名も「リアルドラえもん」 四次元ポケットからはドラ焼きが!!! |
ペインティングが完成し、観客席に場所を移動 | |
ひとまずビールでも買って口を潤そう。 |
どうですかこの絵!ビール会社の皆さん、俺達をCMに起用して下さい!!! |
のども潤ったので代表グッズでも買おうかな。 |
ドラえもん!わざわざ買わなくても4次元ポケットから出せば良いだろう! |
千駄ヶ谷門の円盤投げの像とドラえもん |
千駄ヶ谷門のパンフレット屋のネーチャンとアィ~ン!! |
夕日とドラえもん。ちょっと暗くなってる。 |
夕日にバカ殿!後光が差してるぜ! |
ドラえもんはドラミちゃんに電話 |
バカ殿はコギャルとアィ~ン!左端のネーちゃんノッテルネー! |
今日はネーちゃんとアィ~ン!アィ~ン!アィ~ン! |
今度はガングロのネーちゃんと勝負だ!!! |
今日の一言 |
次はドラミちゃん登場!? |
今日はいろいろ忘れた。まずは全身タイツ、次にづら!これでバカとのはできず。。。(涙)ついでにデジカメも忘れてしまった。(だから今回は画像が少ない!)さらに、決定的なものを忘れた。それはチケット!(号泣)しかし、スタジアムの友人達の積極的なチケット捜索活動のおかげでなんとかスタジアムに入れました。みなさんありがとう!(これで、2002も大丈夫だな。←本当か?)世の中、女性の進出が目覚しいが、とうとうペインティングサポーターの世界にも本格的に参加したいという気合の入った女性が現れました。ありがたいことです。大事に育てたいと思います。皆さんも、2002の彼女に期待しておいてください。
いつもと変わらぬペインティング風景。 今日のテーマは『伝説の神獣』揃い踏み! |
おれは青の神獣、きっぺーは黄色の神獣、そして睦月は黒の神獣だ。 ぺいさぽの女番長『うら』ももうすぐ誕生する。 |
今日のメンバー勢ぞろい! 左から うら:『シドニーでの活躍を期待して、五輪ペインティング』 睦月:『日本代表マスコットのヤタガラス!』 『おれ:青いライオンキング(一応日本の誇りのつもり)』 とりは、きっぺー:『ライオンキングとくればハイエナ!ではなく麒麟です!麒麟カップです。』 みんな満足げだ。 |
そして、お約束のボリビアサポのエリアに乱入!ペイサポに言葉はいらない。みんながよって来る。そして、そのよってきたボリビアサポによって睦月は画面からフェードアウト!!! |
今日の一言 |
忘れ物に注意! |
この日は異常に寒かったですが、サポーターの声援は熱かったです。私達のいたゴール裏のサポーターはほとんどの人が立って応援してました。やはり、どんなときでも盛り上がる日韓戦ってとこでしょうか。
ただ、試合はお寒い限りでピッチにはゲームメーカーがいませんでした。やっぱ、日本は中田頼りなのか。。。
今回のペインティングのテーマは『日本VS韓国』 | |||
はい!出来あがり | 今度はお隣韓国。 でも、、、、ちょっと待て、真中の青と赤は上下逆では、、、 |
はい!出来あがり(上下さかさま。韓国の方申し訳ありません。昔、フランス国旗も左右逆にしてしまって、今回第2段です。) |
今回は日韓戦の模様をペインティングコントでお送りします。 | |||
前半14分、韓国の安貞桓(ペルージャ)のミドルが炸裂! | 後半56分服部の代表初ゴールで日本が反撃 | で、試合は仲良く引き分けに終わり、、、 | |
そして、最後は日韓愛のキス! 21世紀は日韓共催!愛の世紀になるようみんなで祈りましょう! |
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