トゥールーズの空港のロビーに着くと、神様のような日本人が話し掛けてきた。なんでもボランティアでトゥールーズに来た人達に案内をしているらしい。早速その人にホテルの取り方を聞くと、ホテルリストがインフォメーションカウンターにあるのでそれをもらって電話を掛けまくるのが一番手っ取り早いらしい。俺達は手分けして電話を掛けまくった。唯一知っているフランス語の文章「きゅいじゅぱるであんぐれ?(英語話せますか?)」答えは「のん!」と「おふこーす!」が半々ぐらいだった。しかし空いてない。もうかれこれ40件近くは掛けた。このホテルリストに載ってるホテルで残りは4,5軒目となった時、やっと予約OKのホテルを発見!しかし、ここで重要なことが発覚、フランス語をしゃべれないのはご存知だと思うが、英語もいまいちだったのだ!で、すごすごきっぺーに交代して万事OK!良かったー、これで明日は余裕を持って行動できる。....この努力があとで報われることになる。(実際に予約できたホテルはトゥールーズから車で20分くらいの隣町だったみたいだが)
空港からタクシーでホテル(といってもモーテル)に着いた俺達の目に入ったのは奴等だった。アルゼンティーナ!中にジャンクロードバンダム。そして中には日本人のツアー客10名位。そしてとても肩身の狭そうな添乗員1名(ここにいるツアー客は皆チケット持ってないらしい。そのプラチナチケットは以下参照)
CDGの空港内のバーで知り合ったスコットランドサポーター 民族衣装のスカートの下はもちろんノーパン○ゃぶ○ゃ○ |
トゥールーズのホテルで隣同士の部屋になったアルゼンチンサポーター 上段左から2番目がジャンクロードバンダム |
これが世間を騒がしつづけたプラチナチケット! あまりのまぶしさに画像を少し小さくしないと直視出来ない。 |
ちゅん、ちゅん、ちゅん(フランスのすずめは目の上に黄色のアイシャドーが入っている。これ本当、パリで確認済み)時間は朝の5時、いよいよ決戦の朝が来た。時差ぼけの朝はとても早いのだ。いよいよ俺達のペインティングが世界の舞台で試される時が来た。
いわばジャパンペインティングサポーターインターナショナルだ!今の今迄、おれの頭の中でもやもやってしてたイメージが固まった。そしてメイク完成!そして行き先はスタジアムではなく、キャピタル広場。なぜキャピタル広場かというと多分みんなスタジアムに行く前に一旦どこかに集まるだろう。そして人々が集まる場所には取材クルーとかも集まったりなんかしちゃったりしてという考えのもと、集まるとしたらキャピタル広場しかない。と、こう考えたのだ。....この考えが決めてとなり、後のサクセスストーリーを生んでいく。
ついにペインティング完成! 日の丸ペインティング クリックするとおれコレクション |
こちらは川瀬。W-CUPペインティング クリックすると川瀬コレクション |
最後はきっぺー炎のペインティング クリックするときっぺーコレクション |
わぉー!予想的中しまくり!カメラがあちらこちらに!さっそくジローラモ発見!フジの西山きくちゃんも発見!サッカーTVらしい。(このテレビクルーは愛想がちょー悪かった↑)そこら中に有名人多数!その中で一番目立ってる奴は俺達!おれ大満足!!そこらへんをうろうろしてるだけで取材クルーが寄ってくる。さーミーはーな俺達を見てくれ、キャピタル広場と有名人と俺達どちらもクリック!クリック!
一通りの自慢も終わったので場所を移そう。今度はスタジアムで目立とう!トゥールーズのスタジアムは川の中州にある。この中州に渡る為にはチケットが必要らしい。早速渡し舟に乗って中州に到着。みんなの集まってそうな所を探す。すると間もなく、あったありました。みんなうじゃうじゃいます。ここには地元テレビ局しかいないみたいだ。でも騒ごうともに歌おう! そしてついに。日本代表がW-CUPの舞台に立つ歴史的瞬間の数時間前に、俺達の歴史的瞬間は来た!!!これは報知新聞の裏一面の画像だが、一面を飾っていた中田よりもでかく載っていた!この日を、俺達が中田を超えた、中田超記念日と名付けよう。(帰国後の調査の結果、俺達の快進撃は報知新聞にとどまらず、スポニチやW-CUPサポーターが掲載されている雑誌4,5紙には載っていた気がする。もちろんのことテレビにも出まくってたらしい。キャピタル広場でアルゼンチンの雑誌社からインタビュー&写真を取られ、出来あがった雑誌を送ってくれるはずだったが未だに届かず。)あ、そうそう、きっぺーは会場入りのボディチェックで、アホなことに、奥さんのプレゼントで、今回の旅で絶えず携帯していたナイフを持ち込もうとして捕まった。そして、ナイフを取り上げられた挙句、かばんをひっくり返されくまなくチェックされたマヌケな一幕も有ったことを付け加えておこう。トゥールーズ写真集 その後、俺達はカンヌで一時のバカンスを楽しんだ後、子供が産まれそうなのでクロアチア戦のチケットを川瀬&きっぺーに託し一人帰国の途に就いた。川瀬ときっぺーはその後も順調な活躍を続け、とうとう世界で一番有名であろうサイトwww.france98.comに掲載されたのだ!(ページの中の"Kenji"がきっぺーです。)これが載った事でとりあえず世界のペインティングサポーターのリーダーになれた事にする。 既に報知新聞が回覧されていた職場に帰った俺達がヒーローになっていたことはいうまでもなかろう。(俺達が職場に戻ってきたときは、まるでフランスに凱旋帰国した皇帝ナポレオンのようでした。:友人談) 以上、楽しんで頂けただろうか。最後まで読んでくれたお礼にカンヌのビーチ(ク)の写真をサービスしよう。(カンヌは、というか南仏はトップレスが基本です。見えにくいですが、左端に写ってるのがきっぺーの肩です。)
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