やっぱマンUでしょう。やんやかんや言ったってベッカムだって!今日はマンUサポを満喫しよう!そう思いながらスタジアムへ!われわれの入口は31番ゲート。中に入ろうと階段を上っていくと周りにはやけにパルメイラスのサポがいっぱい。
これは面白そうと更に階段を上っていたその時、おれを見つけた警備員が慌ててこちらに飛んできて、「だめだめだめだめ!そんな格好でここに来るととんでもない事になっちゃうので今すぐそのユニを脱いで下さい!やばいです。」なななんだ、つぃみは!いきなりユニフォームを脱げとは。と、思ったのもつかの間、中に入ってみると納得。
あたりは、ブラジル人のコアなサポーターの方ばかりです。よかったー、ペインティングとかしてたら死んでたな、うん、間違いない。
その思った時から、パルメイラスサポになっていたのは言うまでもない。(この時は、まだ心はマンUの方にあった。さー、みんなで歌おう!
「アーレ、アーレー!ボールボーイ!」(後で知った事ですが、「ボールボーイ」ではなく「ボールゴー」だったそうです。
コリンチャスサポが馬鹿にしてスタジアムに放った緑色に塗られたのブタ(ボルゴー)を、パルメイラスサポ達が気に入ってチームのマスコットになったそうです。
そして試合は序盤マンUペースで進んでいきます。しかし、ベッカムのFKとかの写真を撮ろうにも撮れる状況ではありません。
仕方なく、パルメイラスを応援していくうちに、パルメイラスが徐々に主導権を握っていく。とくに、パルメイラスの左サイド(マンUのベッカムのサイド)は完全にパルメイラスのジュニオールのものとなる。
この頃から、パルメイラスのサッカーの方が面白いじゃん、という気持ちになり、もう心も体もパルメイラスサポになった。ただ、荷物の中にはマンUのユニがまだ残っているが。
ここでマンUのユニを焼いたら盛り上がるだろうなーと思ったけどもったいないのでそんなことは出来ない。なんたってマンUのユニは我がフットサルチームのユニなのだから。やっぱ、2NDユニはパルメイラスに決まりだな。そう思うと、なんだかパルメイラスのユニが格好良く思えてきた。
そんな矢先、一瞬ギグスのマークの受け渡しに失敗し、フリーにしてしまった時にやられる。点が入った瞬間「ボコッ!ボコッ!」とスタジアムの硬いコンクリートを靴で蹴るおとがこだまする。
しかし、それもつかの間またあの声が、、、「アーレ、アーレー!ボールボーイ!」、、、点を入れられた後にすぐに応援する所なんか結構日本サポに似てる。ブラジルなのにサンバのリズムではない太鼓と言い、何か親近感も持ててきた。パルメイラス最高!パルメイラスサポも最高!
と、思ったその時!おれの席最高!っとなった。なんと、後ろには川口がいるじゃん!さっきからマンUよりと思われる審判にブーイングを浴びせていたのは川口だった!
そうと分かれば早速サインもらっとかなくっちゃ!いやー、この席で良かった!「アーレ、アーレー!ボールボーイ!」あと、本当は何て言ってるのかわかんないけど「審判ブータ!」と言ってるように聞こえるブーイング?もあった。(何ていってるのか知ってる人は教えて)
後半からはパルメイラスの猛攻、同点になりさえすれば勝利はパルメイラスのものと言った状況で、どうしても最後のつめの所で止められてしまう。マンUの最後の砦スタムでかすぎ!
そうこうしているうちにタイムアップ。何か騒ぎが起きやしないかと緊張しながらそそくさと席を立つ。こうしていまいち盛り上がり切らない中、記念すべき「第20回TOYOTA CUP」は終了しました。
さすが人気カード、マニアの中では有名な宇宙人までもがチケットを探していた。 | 試合がせまるにつれ続続と選手が訪れた。超見え難いがバスから下りてきたのはアスプリージャ | そしてTOYOTAの社長さん、写真は撮り損ねたがプラティニやジョージベストが来たのには驚いた。 |
俺達が座った席の周りはパルメイラスサポだらけ | ちょっと緊張の張り詰めた異様な雰囲気だった。 | こっちもあっちもパルメイラスサポ |
いかにもブラジルらしいサポもいた。何か親近感が沸く | やっと通路で見つけたペイサポ | そして試合が始まり... |
ヨシカツを発見した。めでたしめでたし。 | やっぱマンUは役者が違うぜ! |
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